最近はベランダでトマトなどの野菜を育てて節約に励んでいる方も多いと思います。
でもうすうす気付いている方も多いかもしれませんが、ほんとうにベランダ菜園が節約につながっているでしょうか。
ベランダでも育てることが可能なトマト、ピーマン、ナスなどの人気の野菜はそれほどコストパフォーマンスがいいわけではありません。
これらの野菜は育てるのに比較的大きめの鉢が必要です。
したがって鉢代も必要ですし、中に入れる土にもお金がかかります。
自立するのも困難なので支柱も必要です。しかもこういった野菜は苗から育てることが多く、しかも最近はブランド苗と言って苗も比較的高価なものが多いです。
たぶんトマトならスーパーでミニトマトを買ったほうが安いでしょう。もちろん育てる楽しみもありますので、一概に否定できません。
しかしコストパフォーマンスから考えるとおすすめは種から育てる野菜です。
特におすすめするのはオクラです。ダイソーなどの100円均一ショップでも種を買うことができます。
オクラは種から立派に育ちますし支柱が無くても自立します。
そしてもともとアフリカ原産なので日本の暑さにもめっぽう強いので、日当たりのよすぎるベランダでもすくすく育ちます。
そして花が意外といっては失礼ですが、びっくりするほど美しいのです。
たぶん野菜の中では最も美しい花を咲かせるのではないでしょうか。
ある意味感動的ですらあります。梅雨が明け夏の暑さが本格的になってくると次々と花を咲かせ実をつけていきます。
たぶん5株もあれば毎日食卓でオクラを楽しむことができるのではないでしょうか。
花を楽しみ、収穫を楽しみ、食べることもでき、子供さんも喜ぶこと間違いなしです。
おまけに種から定期的に写真を撮り、収穫記録などを残しておけば夏休みの自由研究もばっちり完了です。